夜は待っている 糸井重里の本の中からです。
とても心に響きました。
犬も、猫も、人間のように話さない
人間のように考えない
人間のようなほしがり方をしない
だけれども
犬や猫を家族としている人たちは
犬のことを、猫のことを
役立たずだとは考えないし
劣ったやつだとも思わないだろう
それどころか
人間がうまくできていないことを
犬や猫が上手にやってみせたりすると
人は、犬や猫という家族を尊敬する
人間よりも人間の理想に近いようなところを
犬や猫が持っていることがある。
とくになにも出来ない犬や
素晴らしい意見を言うわけでもない猫を
家族の人間たちは、愛することができる
なにかができるから愛するわけではない
人のことばをしゃべれない犬や猫を
敬したり愛したりしているうちに
なにかが上手にできることや
ことばをうまくしゃべれることが
いちばん大事なことじゃないかもしれないと
気付くようになる
犬を家族に迎え入れること
猫といっしょに暮らすようになることは
つまり、自分より弱いものの世話をしたり
ただのいのちというものを愛したりする
ということなのかもしれない
ぼくは、そんな事を考えていて
うちの犬は、その横で寝ている
世界で上から何番目かの経済大国の日本は、動物を愛するという事にかんしてはまだまだ下のほうだと聞きます。
とても心に響きました。
犬も、猫も、人間のように話さない
人間のように考えない
人間のようなほしがり方をしない
だけれども
犬や猫を家族としている人たちは
犬のことを、猫のことを
役立たずだとは考えないし
劣ったやつだとも思わないだろう
それどころか
人間がうまくできていないことを
犬や猫が上手にやってみせたりすると
人は、犬や猫という家族を尊敬する
人間よりも人間の理想に近いようなところを
犬や猫が持っていることがある。
とくになにも出来ない犬や
素晴らしい意見を言うわけでもない猫を
家族の人間たちは、愛することができる
なにかができるから愛するわけではない
人のことばをしゃべれない犬や猫を
敬したり愛したりしているうちに
なにかが上手にできることや
ことばをうまくしゃべれることが
いちばん大事なことじゃないかもしれないと
気付くようになる
犬を家族に迎え入れること
猫といっしょに暮らすようになることは
つまり、自分より弱いものの世話をしたり
ただのいのちというものを愛したりする
ということなのかもしれない
ぼくは、そんな事を考えていて
うちの犬は、その横で寝ている
世界で上から何番目かの経済大国の日本は、動物を愛するという事にかんしてはまだまだ下のほうだと聞きます。
PR